君主論
本日は「君主論」という本をご紹介します。
マキャベリという人が書き、1532年に出版された古い本です。
歴史の教科書とかで見たことある顔じゃないですか?
理想のリーダー像がわからず、涙目になってる人は読んでください(僕もそのひとりです)。
ざっくりと1分間で学びましょう!
「マキャベリ的リーダー論のすすめ」
1.リーダーは慕われるより恐れられろ
人から嫌われること恐れ、言うべきことをいわないと組織は壊滅しかねません。
良い人と、良いリーダーは違うのです。
また、人から恨まれないことも大事です。恨まれない方法は、人の物(名誉、財産、手柄)を奪わないこと。
リーダーは、恐れられても人の道を大きく外れなければいいのです。
2.獅子の力と狐の知恵
「獅子の力:力と正義を」
リーダーがどんなに正しい人でも、力が無くては誰も守れません。部下は、自分を守ってくれない人の言うことは聞きません。また、仲間や自分に厳格であることで組織に秩序と安らぎを与えられるのです。
「狐の知恵:危険回避能力と狡猾さを」
リーダーは危険や困難を見据え、回避する(予防する)ことが求められます。また、組織を守るための狡猾さも備える必要があります。君主論には、組織を発展させていくためには、約束を破ってもいい、人を裏切ってもいいとの表現もあります。
3.人は力なり
人材は組織の力です。リーダーは自分を支えてくれる人材の選定には気をつけなければなりません。
YESマンばかりを周りに置くと、本当に優秀な部下はリーダーの下を去っていき、組織は壊滅します。
リーダーは、おべっかをつかう人と、本当に優秀な人とを見抜く力量が必要です。多少あつかいにくい人がいても適材適所の仕事をあたえ、使いこなすことが求められます。
4.慎重であるより果断に進む
「人は、慎重であるよりは、むしろ果断に進む方が良い。なぜなら、運命は女神だから、彼女を征服しようとすれば、打ちのめし、突き飛ばす必要がある。運命は、冷静な生き方をする人より、こんな人の言いなりになってくれる。要するに運命は、女性に似て常に若者の友である。若者は思慮を欠いて、あらあらしく、いたって大胆に女を支配するものだ。(君主論新版/原文ママ)」
マ、マキュベリさん、急に何言ってんすか?ってレベルですが、ようするにグズグズせず行動しろ!ってことです。
5.リーダーは学び続けろ
リーダーは未来のことを予測するために、過去の歴史を学ぶことも大切です。
未来への全ての対処法は過去の歴史にあるのです。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」ということです。
まとめます。
1.リーダーたるもの、言うべきことは言え。
2.リーダーたるもの、力と知恵の両方を身に付けろ。
3.リーダーたるもの、甘言に流されず、人を見抜く目を持て。
4.リーダーたるもの、グズグズせず行動せよ。
5.リーダーたるもの、リーダーなんだから勉強しろ。
はい、1分が経ちました。
どうだったでしょうか?
古典なので、今の時代に合わない表現もあるかもしれませんが、
現在にも通ずるリーダー像だったのではないでしょうか?
もっと詳しく知りたい方は購入してみてください。
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※君主論は凄く難しかったです。そのため「まんがで読破 君主論」や「1分間 君主論」なども読み、理解に努めました。500年前にこれが書かれたって凄いですね、それか、人間の本質が500年前と変わってないということでしょうか。んー、どうでしょう^_^