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嫌われる勇気

本日は「嫌われる勇気」という本をご紹介します。

 

フロイトユングと並び「心理学の三大巨頭」のひとり、

アドラーの心理学をまとめた本です。

 

この本は、ある青年とある哲学者が二人で会話をしながら、

「幸福に生きるための答え(アドラー心理学)」を学んでいくという物語形式です。

人間関係に困り果て、涙目になった人は読んでください(僕もそのひとりです)。

 

ざっくりと1分で学びましょう!

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「幸福に生きるための答え」

1.トラウマを否定せよ

原因論ではなく目的論

原因論とは、"不安(=原因)だから、外に出れない。"という考え方。

目的論とは、"外に出たくない(=目的)から、不安という感情を作り出している。"という考え方。

上記は簡単な例ですが、

人は皆、原因論では無く、実は目的論で生きてる

だから、トラウマなんて実は存在しない、自分の選んだ目的で人生を歩んでいる。

 

 

2.すべての悩みは対人関係

「すべての悩みは『対人関係の悩み』である」

人は、お金、自身の見た目、地位など様々な悩みを抱えているように見えるが、

実は100%人間関係の悩み

なぜなら、世界に自分一人だけだとしたら、お金も、見た目も、地位も無意味になるから。

他者がいて、初めて悩みが発生する

 

 

3.他者の課題を切り捨てる

「課題の分離」

何か問題が生じた時、"これは誰の課題なのか?"を考える。

例:不真面目な同僚がいる。これは同僚の課題であって、あなたの課題ではない

不真面目に仕事をして、損をする可能性があるのは、あなたでは無く同僚である。

同僚にイライラせず、自分がコントロールできることに集中する(課題を分離する)ことが大事。

 

 

4.対人関係のゴールは共同体感覚

「共同体感覚とは」

他者を仲間と見なし、そこに自分の居場所がある感じられること。

この共同体感覚の先に、幸福がある。

"あなたは世界の中心ではない、共同体の一部である"と考える。

友達、会社、仲良しこよしのグループに所属しているのでは無く、

あなたは地球に所属していると壮大に考える。あなたの居場所は無限にある。

 

 

5.幸福とは何か

「共同体感覚を持つための3つの方法」

①自己受容…自分を肯定しない、できない自分をありのまま受け入れる

②他者信頼…自分への執着を他者への関心に変えていく。他者を信じるにあたって、いっさいの条件をつけない(無条件に信じる)。

③他者貢献…他者が自分に何かをしてくれるのではなく、自分が他者に何ができるかを考え、実践する(実はこれが自分の価値を実感できる方法)

 

アドラー心理学における幸福に生きるための答えとは、

「私は誰かの役に立っているという貢献感を得ること」だったのです。

 

 

アドラー心理学では、

1.過去のせいしてはいけない。

2.すべての悩みは人間関係と自覚する。

3.他者の課題では無く、自分の課題に目を向ける。

4.狭い視野の人間関係に捉われない。

5.ありのままの自分を受け入れ、他者に貢献することで幸福になれる。

ということを教えてくれています。ざっくりと。

 

はい、1分が経ちました。

 

どうだったでしょうか。

極端な考え方、表現はあったかも知れませんが、

「人間関係についての悩み」や「幸福とは何か」について、参考になる部分があったのではないでしょうか。

 

もっと詳しく知りたい方は購入してみてください。

 

またサラタメさんなどのyoutubeを見るのもオススメです。


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※本書で「自由とは、他者から嫌われることである。あなたが誰かに嫌われているということ。それはあなたが自由を行使し、自由に生きている証であり、自らの方針に従って生きていることのしるしなのです。嫌われろとは言っていません。嫌われることを恐れるな。と言いたいのです。」という一節があります。これがタイトルにもなった"嫌われる勇気"のことです。嫌われることを恐れず生きたいものです^_^